▼居間
板の間とし大きな空間としました。何をしてもいい。家具で仕切ってもいい、とにかく自由な空間です。一部に囲炉裏を掘ります。そこに吊るした鍋で味噌汁をつくる、すいとんをつくる、そしてその鍋を二人で囲む。或いは今までの人生を記す「人生記」を書き残す。ものすごい時間が必要だと思ういます。しかし、その空間をそんな風な使い方に出来ればこれ以上の望みはありません。
▼水廻り
浴室、台所、洗面等はライフスタイルに合わせプランニングをします。それぞれのライフスタイルがありそれに合わせることが住まいの基本であると思うからです。 |
▼寝室
あえて4.5畳プラス板の間。けっして広くはありません。しかし何故か話し声が聞こえるいい大きさなのです。温かさを感じるいい広さなのです。(設計者としてはとっても好きなひろさなのです。)
開口部
居間、寝室の南面の窓が開放となる。家の内と外を一体化させる意味でも大きな役目を果たしています。 |